先天性心疾患 動脈管開存症の手術

2011年11月16日

本日 1.5ヶ月齢 900gのポメラニアンの女の子の心臓の手術を行いました。

先天性心疾患である動脈管開存症という病気でした。

動脈管開存症は犬の先天性心疾患の中では比較的多く発生する病気で、胎児循環が生まれた後も残ってしまいそのままだと長生きすることが難しい病気です。

手術は開胸下で動脈管という血管を結紮します。非常に小さい体ですのでリスクも高い手術です。

写真は手術前、手術直前の毛刈り後、手術中の動脈管を結紮する直前。

手術の詳しい経過は病院ブログをご覧ください。